熊本地震から一年ですね。
ほらほら!大きな桜でしょう?
阿蘇の「一心行の大桜」っていう樹齢400百年くらいの山桜なんですよ。
手前の人と比べると、一本の桜がどれだけ大きいかわかりますよね。
これで、実は散りかけ時の四部咲きくらいの映像でしょうかね?
何年前の写真でしょうかね…五年前くらいですかね。
きっと今年も変わらず、周りの菜の花も綺麗に咲いて美しい桃色と黄色のコントラストでしょうね。
熊本地震から丁度一年、初の満開宣言ですかね?
今日の午前は、被災でお亡くなりになった方々への黙祷のサイレンって言うのかな?
正式名称は分からないんですが、町内でながれて「あぁ、一年たったんだな」とぼんやり思いましたね。
当時を思い出すと…
阿蘇や益城町などの地域の被害が甚大すぎて、当時地震で倒れて画面割れちゃったTVを見ながら怖がってましたね。
私の住んでいる地域は、地震回数は多いですが被害はマシな方だったラッキーな場所でした。
それでも当時は立て続けに震度6・7・5・5だったかな?
なんてーかもう豪快に日がな一日揺れすぎて、実は明確に覚えてもいないです(笑)
今思い出しても「よくもまぁ、うちのアパート潰れなかったな。」と思いますね。
いやー…揺れた揺れた…
てか、最初の一週間は地面に体を押し込まれるような重い地鳴りと縦揺れに、船酔いのようだったと記憶してます。
可哀想にうちの猫は腰を抜かして、おしっこを漏らしてガタガタ震えていましたね。
その後は、結構な田舎だったので県からの物資が届かなくて、食糧難で辟易しました。
水やガスがお釈迦になったので、本当に、すばやく動いたコンビニ業界や民間企業や一般の人達の物資や農家の人達のおかげでどうにか食い繋いで生きてきましたね…
本当に、感謝の言葉もありませんよ。
さて…思い出話はさておき
実は先月、日本の稲荷五社のひとつ「高橋稲荷」に行ってきたんですよ。
いきなり話変わるな!とお思いでしょうが、まぁまぁ、それはそれ、これはこれで。
観光に行ったんではなくてですね…
本当に地域密着型の、周りは普通のお家が立ち並ぶような場所のお山で、普通ならお祭りやら何やらで愛されてる場所なんですよ。
なんの事はない、私が個人的に好きでたまに立ち寄るってだけですけど(笑)
熊本城とか全国的に有名な所はニュースでやってるから、私はまずニュースにはならないようなローカルな場所の地味復興でも書こうかなーと思いまして。
ここってなかなか復興資金が集まらなかったのか、単に後回しだったのか知りませんがちょっと建て直しが遅く感じたんですよね。
まぁ、観光名所ではありますが、近所の神社ですからそんなもんですかね?
今はこんな感じで綺麗です。
まだ、鳥居は大破して取り壊しちゃっててないですけど、期間によってはお祭りもやってますので、お立ち寄りください(笑)
お立ち寄りの際は、拍手をバッチバチ打ち鳴らして商売繁盛、五穀豊穣祈っちゃってください(笑)
ここらの被害がどうにか少ないほうなのは、きっと護ってくれたんだろうと思うことにしましょ(^^*)
でもやっぱり、未だに地味に壊れちゃってるんですけどね…
てか、この石の柵って結構な年代物だと思うんですが、どうするんでしょうかね?
建築に関してまったくの素人なんで、こういうのどうやってなおすのかわからないんですけどね。
お山は崩落しちゃって、未だに一番奥の境内には入れないです。
綺麗なお山だったんですけどね…
早くなおって欲しい限りです。
なんと言うか、人が集まって賑わっていた場所のこういう壊れちゃったの見ると悲しいって言うか、もうちょいかかっちゃうんだろうなーってしみじみ思っちゃうんですよね。
でも、熊本の人って南国特有の打たれ強さと言うかのんきさがあって、地道にやってたらたぶん気が付いたら直ってるさ!…と言う安堵感もあるんですけどね。
もう一年と言いますが、むしろまだ一年でここまで直ったから大丈夫って思ってますよ。
きっと日を追う毎に、良くなっていくと思ってます。