しらたまだんご

古典妖怪オタク絵師の絵やら雑記やら諸々の話

阿蘇の蛍丸 その2

こんにちは、いい感じに雨はザーザー蛙はゲコゲコ鳴いております。

ド田舎は今日も平和です。

 

さて、前回お話した「宝剣蛍丸」の話ですが…

なんと!すごいニュースが耳に入りましたのでご報告です。

『大太刀復元奉納プロジェクト』と言う企画で、なんと蛍丸が刀鍛冶の福留房幸氏という匠の手により復元され阿蘇神社に奉納されたのです!

 

注意:

以下の写真はローカルテレビの画像を撮影したものです。

ですのでピンボケとか時間とか字幕入ってるのを見やすく加工しています。

どうしても修正するとおかしくなる場所(文字等)はそのままです。

 

これが唯一残っている本物の蛍丸の写真になります。

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1m以上ある、かなりの大きな刀ですね。

美しい弧をかく刃が優美です。

 

2015年に復元プロジェクトが開始されました。

一時は阿蘇神社が被災してしまいどうなることかと思われたようですが、匠の信念と皆の支援と善意の募金によって成し遂げられました。

 

被災した阿蘇神社での焼入れ式など、一部工程は実演奉納になりました。

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この鋼が一振りの太刀になるのですね!

そして去年8月の阿蘇神社での蛍丸焼入式。

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刀に魂を吹き込む工程です。

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幽玄に舞い上がる火の粉が美しいです。

 

焼入れ時は神聖な雰囲気と匠の緊迫感が伝わってくるようです。

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そして、今月17日に1年4か月の製作期間を経てついに奉納されたそうです。

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この映像からして…本当に立派な刀です。

まさに大太刀ですね。

 

鏡のように磨き上げられた刀身です。

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1m36センチ。

佐々木小次郎の通称「物干し竿」がだいたい3尺程度(1mくらい)みたいなので、相当ですね。

…これを振り回すのは物凄い技量が必要でしょう。

 

さて、このプロジェクト。

なんと『刀剣乱舞-ONLINE-』と言う、刀を擬人化したゲームによって火が点いたんだそうです。

せっかくですのでリンク貼っておきます。

 

www.nitroplus.co.jp

 

知らなかった~!本当にまったく知らなかった~!!

県民になって10年以上経つのに!

 

そして、こんな大太刀なのに可愛い少年の擬人化にもビックリしたー!

まぁ、繊細で儚げな名前だものね…蛍丸。

 

でも、たかがゲーム、されどゲームです。

どんなに近代化が進んでも、世界を動かしているのは人々の感情です。

ゲームが始まりだとしても、興味をもって、支援して、こんな大きなプロジェクトを成功させたのは人間の善意が集まって成し遂げられた結果の素晴らしい偉業だと思います。

 

一般公開は…たぶん期間限定ではないですかね?

ちょっと分からないんですけど、年がら年中拝める物ではないと思いますが、熊本に寄ったらぜひお立ち寄りください。

 

これでやっと宝剣が戻りましたね。

…もちろん、これがきっかけで、さらに本物の蛍丸が発見されたら、さらに喜ばしいですね。